広島の師走を告げる風物詩、「えびす講(えびすこう)」。
※正式名称「胡子大祭(えびすたいさい)」
広島市中区にある胡子神社(えびすじんじゃ)の周辺で毎年開催される、広島最大の祭りです。
「えべっさん」として親しまれ、「広島三大祭り」の一つに数えられています。
商売繁盛や開運招福を願うこの祭りは、例年、本格的な冬の到来と師走の忙しなさを告げる風物詩として、広島の街全体を熱気で包み込みます。
この祭り最大の特徴は、華やかに飾られた縁起物の熊手(こまざらえ)の販売と、周辺商店街の活気です。
今回は、「えびす講」の日程やアクセスといった基本情報から、楽しみ方について、詳しくご紹介します。
開催日程と基本情報

えびす講は、毎年決まった日程で開催されるのが通例です。
胡子神社は、商業の中心地である八丁堀からほど近くに位置しています。
| 項目 | 詳細 |
| 開催期間 | 例年 11月18日 から 11月20日 までの3日間 |
| 場所 | 胡子神社(広島市中区胡町5-14)周辺 |
| 主な目的 | 商売繁盛、開運招福、家内安全の祈願 |
この3日間は、八丁堀や金座街、えびす通り商店街など、広島の中心街全体が祭り一色となり、普段の賑わいを上回る人出となります。
アクセス情報と交通規制
祭り期間中は大変な混雑が予想されます。
自家用車での来場は避け、公共交通機関をご利用ください。
公共交通機関でのアクセス
- 広島電鉄(路面電車): 「胡町」電停を下車してすぐ。
- バス: 広島バス、広島交通など各種バス停「八丁堀」または「胡町」を下車。
- JR: JR広島駅南口から路面電車またはバスを利用。
祭り期間中は、胡子神社周辺の道路や一部の路面電車通りで交通規制が敷かれる場合があります。
最新の規制情報は、事前にご確認ください。
えびす講の楽しみ方:屋台と縁起物
えびす講の魅力は、お参りだけでなく、祭り期間中に見られる独特の賑わいにあります。
熊手(こまざらえ)の購入

えびす講の主役ともいえるのが、福をかき集めるとされる縁起物の熊手です。
- 神社境内や周辺には、華やかな装飾を施した大小さまざまな熊手が並びます。
- 特に、熊手を購入する際に値切り交渉を行い、値引かれた分をご祝儀として支払うという独特の慣習が残っています。これは「縁起を担ぐ」ための形式的な儀式であり、祭りの活気を生み出す醍醐味の一つです。
- 購入した熊手は、翌年のお参りの際に神社に返納します。
賑やかな屋台

胡子神社周辺の通りには、お好み焼き、たこ焼き、いちご飴といった定番の屋台から、地域ならではのグルメを提供する屋台が所狭しと並びます。
- 屋台の出店場所の例
- えびす通り商店街
- 金座街商店街
- 中央通り一部
屋台の活気と、熊手を抱えた人々が行き交う賑やかな光景が、えびす講の特別な雰囲気を創り出します。
ぜひ、広島の冬の始まりを告げるこの活気ある祭りに足を運んでみてください。
※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、建物、商品などとは異なる場合があります。

えびす講は、古来より続く商売の神様への篤い信仰の証でございます。
祭りは一時ですが、えびす講で得られた皆様の商いの心と活気が、一年を通して広島の街を支える力となりましょう。

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